top of page
Soul Calibur VI Screenshot 2019.11.14 -
 LIGHT BLUE -みずいろ-
性別 女性

出身 地球

身長 不明

体重 不明

生年月日 不明

血液型  不明

使用武器 不明

武器名  不明

流派名  不明

人間関係 おかあさん(生物兵器) 

            

UGSFによる先遣偵察艦隊襲撃から五年後のA.D.2623、オペレーション・ドレッドノート発動(作戦そのものはA.D.2618に連邦議会にて発令)。

 

作戦目的は銀河系内からのUIMS駆逐である。UGSFは大小合わせてやクロノス級を主力とする104万2938隻の艦艇と惑星破壊砲を地球奪還に向けて出撃させていた。

※UGSFの所有が確認されている惑星破壊砲はスターラスターおよびスターイクシオンで登場する敵性勢力バッツーラ機動要塞ディスラプターに搭載されている惑星破壊砲を接収したものである。後に技術解析したコピーを含め、A.D.3000には10機の存在が確認されている。大きすぎて無人砲艦に分割搭載されている。しかし、このオペレーションドレッドノートに投入された惑星破壊砲が例のディスラプターキャノンであるか不明である。その形状についてはみずいろブラッド公式ブログによると全長が数千キロにも及ぼうという巨大な円筒状の兵器との事であり、原型とも言えるだろう。

 

UGSF軍はUIMS木星防衛圏に到達すると、3000km以上もあると思われる衛星エウロパもろともエウロパ基地と120隻の駐留艦隊を粉々に粉砕してしまった。攻撃手段は明かされてはいないが、最初の一撃で塵になってしまったとの情報から惑星破壊砲が使用されたと見られる。この緊急事態に際し、UIMS側は第8から第13主力宇宙艦隊は迎撃に向かわせる。指揮を執るのは5年前の戦いで「栄光の女神」と謳われ、宇宙艦隊総司令となった、みずいろであった。そのみずいろでさえ「その栄光とやらもここまでらしい」と覚悟を決めての出撃だった。

UIMS側の戦力は4321隻、これが全ての総戦力である。

戦いは最初から苦戦を強いられた。

第9艦隊デルタノーズ級 旗艦オーディン轟沈

ドルタノーズ級12隻航行不能、残り8隻は13艦隊へ合流

第10艦隊通信途絶

UGSFの攻撃は苛烈を極め、みずいろの第13主力艦隊も半数を失っていた。それでもなお、敵艦隊の中心部へ突撃していった。彼女は賭けていたのだ。

 

圧倒的な兵力差、絶対的な不利な戦況を覆す起死回生の策に全てを賭けていた。

「見えた」

ブラッドレインの前に敵の惑星破壊砲が姿を現した。数千キロに及ぶ円筒状の兵器がみずいろ艦隊に砲口を向けようとしている。

「面舵一杯!!敵と地球の軸線上に艦隊を移動せよ」

みずいろは地球を人質にしたのだ。

卑怯な作戦だと分かっていた。UGSFの目的はUIMSの駆逐ではあるが地球の奪還も目的であると、故に地球を後ろに背負えば、敵の惑星破壊砲は射撃することはできない。

この作戦しかない。奴らは戻るべき星を撃ち抜くことは出来ない。

みずいろは残る艦隊の火力を結集して惑星破壊砲を攻撃し、撃破に成功する。惑星破壊砲の爆発にUGSFの艦艇の大多数が巻き込まれ、後に残されたのは夥しい数のUGSF艦艇の残骸に僅かに残された敵艦隊数十隻であった。

ブラッドレインの艦橋は驚きから安どの騒めきへと変わり、クルー達から「さすがは艦長、いや栄光の女神!」と歓喜の声があがる。

 

みずいろも苦笑いを浮かべながら艦長の席へ座り込んだ。しかし、勝利の余韻もつかのま、ブラッドレインのレーダーがワープアウトを検知した。それはレーダー探知範囲を埋め尽くしていく。

スクリーンは、まるで血をぶちまけたかのように赤く染まっていた。

 

レーダーの役割は既に果たしていない。何故なら、スクリーンを埋め尽くした赤いそれは、全てUGSFの艦艇であり、全ての方位、全ての距離からワープアウトしてきた為だった。更には多くの犠牲を払って倒した筈の惑星破壊砲が13機もあった。

最早、勝てるとは思わない。それでも諦めるわけにはいかなかった。ブラッド学園のクラスメイト達も今は司令官として各地で戦っている。皆、一騎当千の有能な司令官。しかし、圧倒的戦力差の前には焼け石に水で劣勢を覆すには至らない。既に地球にはUGSFの降下部隊が降下しUGSFの攻撃で地表にいくつの光の環が広がっていた。それはUIMSを抹殺する為の兵器。全ての機械生命体を抹殺する為のEMP兵器だった。

その光の輪から逃げ出すように地球から幾筋ものか細い光が立ち上っていく。UIMSの民間人を満載した脱出船だ。

「脱出船団を守るんだ」

みずいろ艦隊に残された最後の使命は脱出船を一隻でも多く脱出させる事。UGSFの大艦隊に揉まれながら地球を背に懸命に戦い続けた。

駆逐艦ブルターニャ撃沈

僚艦アルバコア級轟沈

FAKER3部隊壊滅

そして、反物質ミサイルがブラッドレインをターゲットに捉えた。ブラッドレインに、それを回避する術はない。が、次の瞬間、突如としてブラッドレインの眼前に一隻のUIMS戦闘空母がワープアウトしてきた。

それは第12艦隊旗艦ブラックボディ、艦長はブラッド学園のクラスメイトであったクロハラ准将だった。ブラックボディも既に満身創痍であり、ブラッドレインを庇うために残りのエネルギーを使ってワープアウトしたのだ。

「あの時は助けてもらっちまったからな借りを返すぜ」と彼は言う。

 

ブラッド学園での彼は乱暴者でデリカシーはなく、女の子の気持ちなんてぜんぜんわからなくて、すぐに大きい声はだすけど、いつも最後の最後には優しかった。みずいろは彼に何か言おうとしたが声にはならなかった。

「みんなを、たの」

ブラックボディの側面にミサイルが着弾しブラックボディは大きな閃光に包まれていった。

「脱出船を守れ!クロハラ准将の死を無駄にするな!」

みずいろはクルーに命令を出すも命令を出されたクルーは床に倒れたままピクリとも動かない。みずいろは自らガンナーシートに座り脱出船を狙うミサイルの迎撃を始める。墜とさせるわけにはいかない、あの脱出船には、おかあさんが乗っている。

学生時代に抜群の射撃成績を誇ったみずいろでもレーダーの半分は沈黙して見えない状態であり、残り半分で見えるミサイルも豪雨のように降り注いでいく。一発、また一発と脱出船団へ向かっていき大きな閃光を宇宙空間に迸らせた。その光景に絶望的な声をあげる、みずいろ。しかし、閃光の後に残されたのは無事な姿の脱出船団。再び地球の地表から閃光が走り、ミサイルを次々と撃ち落としていく。それはみずいろの育ての母である「おかあさん」のデスビームだった。

 

「おかあさん」は脱出船に乗っていなかった。彼女もまた焦土と化した街の中でUGSF降下部隊で戦いを繰り広げていた。

みずいろが戦うを空を見上げながら、みずいろちゃんが頑張っているのに私だけ逃げるなんてできないと言いながら、その傍らには校長先生であるウシキングの姿もあった。

みずいろは最後まで諦めなかった。目に止まらぬ速度でミサイルの発射レバーを操作しながら彼女は呟く。

「最後まで…あきらめない!だって…だって、ここは、加藤くんの居た星だから!」

あんなにも大好きだった加藤くん、そんな彼も先の爆撃の傷が悪化して帰らぬ人になっていた。

おかあさんも最後まで奮戦した。反物質爆弾すら効かない「おかあさん」に対しUGSFは半径10キロに渡る空間転移で「おかあさん」を封印した。再び封印されたおかあさんが日の目を見たのは、この日から数千年後である。

​そして、第13主力艦隊ブラッドレインは反物質ミサイル20発の直撃を受けて次元反転した空間に七隻の敵艦を道連れにして轟沈。それは脱出船が全て脱出した後であった。ここにオペレーション・ドレッドノートは完遂されたのである。

※参考文献又は引用先

UGSF公式サイト

https://ugsf-series.com/

 

みずいろブラッド公式ブログ

blog.mizuirochang.jp/

 

 

 

みずいろは加藤くんのことを考えると胸の奥の回路が熱を持っちゃいます。学校でも家でも、いつも加藤くんの事がメモリの中から消えてくれません。

だから勇気をもって伝えようと思います。

加藤くん。だいすき。

 

bottom of page