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SHIZUKA -シズカ-
性別 女
出身 日本 / 甲斐国
身長 155cm
体重 イザナミが知ってるかも
生年月日 5月24日
血液型 O型
使用武器 千鳥十文字槍
武器名 蒼天轟
流派名 宝蔵院流槍術
人間関係 夫 セツヨウ 長女サツキ
次女 ミツキ
肥後国に住む刀剣鍛冶、雪鷹の妻にして二児の母。性格は明朗闊達で若干天然気味。武家の箱入り娘であった事も影響している。15歳の時に雪鷹との縁談が持ち上がり、当初は嫌がっていたが幼少の頃からお転婆かつ、自分の槍の腕にも覚えがあった為、自分が負けたら縁談を申し入れるという条件で果し合いを行う。が、果し合いは両者の引き分けに終わった。
雪鷹が静の攻撃を避けることなく受け続けるだけで反撃もしてこなかったが倒れることもなかった為である。
訳を聞くと「将来の妻となるかも知れぬ女に手を出すことは武士としての恥、かといって主を諦めるのも惜しいから負けるわけにもいかぬ」との事で雪鷹の気概を知った静は彼との縁談を受け入れ祝言を挙げることなったのだった。
その後、18歳の時にサツキ、20歳の時にミツキを出産。2児の母となり、途中、合戦の傷が元で武士をやめた雪鷹を支え続け、肥後国に移り住むこともあったが家族4人で平和に暮らしていた。
しかし、その平和な暮らしも1584年に発生した謎の怪光現象イヴィルスパームによって破られることとなる。禍々しい光の矢は、幸いにも静達が住まう家から離れた村の付近に落着したが、その影響で村人達は次々にイヴィル化し、止む無く、その場に居合わせた雪鷹が切り伏せるという事件が発生。
更には、たまたま外で遊んでいたミツキに向かってイヴィルスパームが降ってきた為、静はミツキを庇う形で直撃は避けられたもののイヴィルスパームを全身に浴びてしまう。直撃しなかったせいか、イヴィル化はしなかったものの、その影響は大きく病に臥せりがちになるようになった。
やがて、雪鷹から全ての事情を聞かされた静は雪鷹が何をしようとしているかを悟り、自らの髪を切り結んだ後に雪鷹へ託した。
雪鷹は一振りの短刀と野太刀を打ち上げ、短刀をミツキ、野太刀をサツキに託し旅立っていった。それから程なくして静は流行り病にかかり静は病死したのである。
その後、静の魂は49日の間、現世に留まって娘たちを見守っていたが、やがて黄泉の国へ辿り着いていた。
そこでひょんなことから一人の薄汚い醜女に出会った。醜女はどうやら足を挫いて難儀しているようで、静は、その醜女が黄泉の国の亡者であると気づきながら醜女を手当し、ものはついでだと、ほとりの川で醜女の髪を洗い、もっていた櫛で髪を梳き、自らの服と醜女の来ていた服を交換したのである。
すると、醜女は感動のあまり、涙を流すと光が醜女を包みこんだ。辺り一帯を照らすような光が収まった後に立っていたのは、さっきとは別人のような美女であった。醜女はイザナミこと黄泉津大神だったのだ。イザナミは静の行いに深く感銘を受けたようで恩返しを申し出るのと同時に静の娘たちに危機が迫っていることを教えた。そして、それらの元凶が邪剣そうるえっじによるものだということも。
イザナミにしてみれば神々や邪神が様々な思惑で動いてるのはもちろん、予定になかったものが死んだり、または勝手に死者が蘇ったりと、あの世と現世の秩序と掟が乱されている現状は、黄泉の国の主神の立場からすれば、あまり面白いことではなかった。
そこで静に白羽の矢を立てたのだ。イザナミは静にソウルエッジの探索と破壊を条件に黄泉帰りをさせ、静にイザナミの加護を与えた。役目のついでに娘たちも助けるが良い、役目を果たした暁に生き返らせてやろうと伝えるイザナミ。
それと一つの忠告も与えた。
自身が与えた加護は黄泉の力、いわば逢魔の力であると、その力によって静のイヴィルスパームの邪気を抑えている。よって黄泉の力を使いすぎれば邪気の侵食が進み、果ては黄泉の力によって本当の亡者と成り果て、現世に戻れることは二度と叶わぬと。静は忠告に深く頷き現世に舞い戻るのであった。
が、この時、ひとつだけ手違いがあった。というよりはイザナミの心遣いであったのだが静はかなり若返っていて、18歳時の姿(切った髪も復活している)であった。これが原因で身内(雪鷹は除く)に本人だと気づいてもらえない事案が発生するのだが、それはまた別のお話。
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