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Soul Calibur VI Screenshot 2019.09.12 -
SETSUYOU -雪鷹-
性別 男性

出身 甲斐国

身長 176cm

体重 不明

生年月日 不明

血液型  不明

使用武器 大太刀

武器名  豪雷

流派名  甲陽合戦術

人間関係 妻 ハツ(死去)長女サツキ

     次女 ミツキ

とある大名家に仕え、戦国最強と謳われた騎馬軍団の中でも勇猛と噂された騎馬武者であったが、合戦の最中に鉄砲による三段撃ちを受け右肩と右腕、左目に重傷を負ってしまう。

合戦後、命に別状はなかったが傷の後遺症で馬を操る事が出来なくなった彼は主君に「鉄砲にも勝る刀を打ちたい」と暇を申し出た。
 

主君も、これまでの働きと彼の想いを汲んで恩賞を与え送り出し、娘二人と妻を連れ肥後国へ旅立ったのである。幸運にも名工と呼ばれる刀剣職人に師事する事ができ、彼自身も熱心に修行へ取り組み、彼自身の打った刀剣も一定の評価を得るようになっていた。

 

そして遂には師より銘を名乗ることを許され「雪鷹」(せつよう)と名乗るようになる。この間には仕えていたかっての大名家の主君が滅亡したりと様々な事があったが雪鷹は、主君の無念を晴らすためにも「鉄砲にも勝る刀を打つ」と目的を果たすために更なる精進に励むのだった。

 

やがて時は流れ、男児に恵まれなかったが才能に恵まれた娘を跡取りにすると言う新たな夢も持ち、雪鷹なりの幸せを手に入れ戦乱の世という激動の時代の中で彼は平穏な生活を過ごしていた。

 

しかしながら、運命という名の流転は雪鷹を新たな試練へ誘う。

 

スペイン沿岸で発生した、一本の光の柱が天を貫くという怪奇現象。世界各地に拡散した光イヴィルスパームが雪鷹に住まう村にも降り注いだのだ。狂乱して互いに殺し合う村人達。その中には師事した刀剣職人はもちろん、刀剣職人の家族も含まれていた。雪鷹はやむを得ず襲いかかってくる者達を斬り伏せるしかなかった。

 

幸い雪鷹の住まいは村から離れたところにあり、村人に襲われることもイヴィルスパームの光が直撃することもなかったが、それでも邪気の光嵐による影響は元々、病弱であった雪鷹の妻と幼い子どもであった次女にも深刻な影響をもたらしていた。

 

何時になるかは分からないが手を打たずに放置すれば、妻は邪気に侵され命を失うか村人と同様に狂乱し、次女も同じ命運を辿るであろう。

 

そして、自分自身もイヴィルスパームによる邪気を浴び、自らの身体が邪気に侵されている事を知った。だが雪鷹の侍としての気力と潜り抜けた死線の数々、雪鷹の強い信念が雪鷹のイヴィル化を防ぎ、寧ろ制御可能としていた。

 

村人たちを弔ってから、程なく雪鷹は旅商人や刀剣の取引で馴染みがあった貿易商人から、同じような騒乱と怪現象が各地でも発生し、その原因が「そうるえっじ」なる剣が原因で引き起こされたという情報を得る。

また、その力を封じる聖なる剣「ソウルキャリバー」の存在も彼の耳に入る。伝説の武器「そうるえっじ」、その存在はかっての師からも聞いたことがあった。かくて雪鷹の希望は繋がった。

 

鉄砲にも勝る刀を打つ事から、そうるえっじを超える最強の刀を打つ。

 

そうるえっじさえ破壊してしまえば、もしくはソウルキャリバーなるものを使い邪気を取り除くことが出来れば妻と娘を救うことになると。

 

その夜、雪鷹は改めて村人達を厚く弔い、妻に全てを語った。

 

妻は全てを悟り、自らの髪を切り雪鷹へ差し出した。

雪鷹は、その髪を炉に焚べて玉鋼を作り、そこから不眠不休で、ひたすら打ち込み、短刀と一振りの野太刀を作り出した。そして短刀を次女に、大太刀を長女に託すように妻へ言い渡したのである。そして雪鷹は娘達が眠る深夜、家族の下から去った。

 

翌日父の所在を尋ねる長女と次女に妻は「父は世界最強の刀を作るために旅に出た」と聞かせるのであった。

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