神聖アムリアス皇国神官兵団には偶像を崇拝する異教徒や悪事を働いたもの、また人外の魑魅魍魎、悪魔、神に教えに背くものに神の聖名に於いて神罰を代行する役割が存在する。

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それらの者は断罪審問官と呼ばれ、神官兵団でも特に戦闘能力が高い者が選抜されており、他国に於ける特殊、また特戦部隊（オルキス共和国の特戦隊等）に相当する組織である。名目上は国内に於ける犯罪者への取締などの警察的役割を果たす一方、その場にて罪状を吟味して刑罰を執行できる権限を与えられており、重罪の者はその場で処刑される場合もあると言われている。

また、人外の魔性や魑魅魍魎の討伐も請け負うエクソシスト的な任務にも従事する。

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もっとも、そのような事は稀であり、もっぱら罪人に対し断罪辯と呼ばれる特殊な辯でキツイお仕置きを行い反省文ならぬ懺悔文を書かせ牢獄へ投獄するのが常である。

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ファーネウスの家系は生粋の断罪審問官の家系であり、幼少時から祖母や母親に審問官としての英才教育を施されてきた。そんな彼女は罪人に罪を認めさせ、アムリアス神の救道へ導くことが自身の使命であり、審問官としての責務と誇りであると考えている。

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その想いは審問官の中ではトップクラスの断罪率と罪人の自白率にも現れている。

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個人的な性格は、やや寡黙だが人付き合いは悪くもなく団長のメルキュール、副団長のミューネシアとも仲が良い。ただ、断罪中の彼女は恍惚に浸っているときもあり、恐らくはSであると思われる。