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YAOI・KAKITSUBATA
​杜若 弥生
性別 女性

出身 大鵬/三善

身長 148cm

体重 45kg

生年月日 5月24日

使用武器 桜華刀

武器名 梅庵

流派名 神明滝桜流

人間関係  父 厳戒

      母 松(故人)

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桜華防人

Soul Calibur VI Screenshot 2020.04.16 -

​Story

 大鵬は三善の生まれで父を知らず母親の手で育てられてきた。幼少の頃に桜華との国境付近の山で山菜採りをしていたところ、妖怪に襲われたが桜華の侍に助けて貰ったことから侍と剣術に強い関心と興味を持つようになり近くの剣術道場へ雑用兼門下生として入門。13歳になった頃には道場に並ぶ者なしの剣術小町として一躍名を馳せていた。

その後、その名を聞きつけた杜若雪綱によって才を見いだされ、桜華への仕官が決まり、以後は杜若家御家人として仕えてきたが元服の後に旗本へ昇格。杜若姓を名乗ることを許され名を杜若弥生とを改めた。そして、新たな任務として大鵬との国境警備へ従事することになった。が、程なくして桜華の西方にある海岸の漁村にて、突如として現れた妖怪の群れが村を襲撃するという事件が起きた。

当初は大鵬の方から流入したものと思われたが国境の関所からは、そのような報告を受けておらず何処からいつ現れたかは不明のままであったが数日後に思いもよらない事態が起きていたことを知る。この日、海岸に漂着したという漁船の調査にきた弥生と13名の配下は漂着した漁船に搭乗していた漁民から驚愕の事実を知らされた。

その漁民は大鵬とは別の更に西方、桜仁海を挟んだ隣国、松鶴の漁村から逃げてきたといい

話によると憤怒獨妖という、過去に伝説として恐れられた食人妖が復活し、領民達を襲って喰らい、喰らわれた領民も食人鬼となって領民達を襲いだしたのだという

 

最初は村人達も国主の松鶴順慶も話を信じず、盗賊か何かの賊による仕業と考えていたが、城下の人間達が次々に食人妖に変化し周りの人間達を襲い始めた事から事態が急変。慌てて兵の集結を図るも時は既に遅く、松鶴順慶は食人鬼化した家老によって喰い殺されてしまった。今や松鶴は食人鬼が支配する死者の国になってしまったのだ。

一刻も早く、一報を杜若雪綱に入れなくては次は桜華が危ない。此処に来て弥生は背筋に寒気が走った。もし漁村を襲った妖怪が食人鬼だったとしたら・・。そして、その予感は的中しまう。大鵬との国境関所が食人鬼に襲われたとの報告が入ると弥生はすぐさま、第二関所の閉鎖と雪綱への伝令を命じ、自身は第一関所と第二関所の間にある砦に籠城した。

直に、この砦にも食人鬼の群れがやってくる。伝令が滝桜に到着し第二関所に援軍が配備されるまでに3日か4日かかるだろうか、それを弥生と配下の手勢、13名で何処まで粘れるか。第一関所に詰めていた兵は約80名、漁村の村人は120名前後、仮に全員が食人鬼になっていたとしたら200の食人鬼を相手にしなくてはならない。

もし、援軍が来る前にここを突破されれば無防備な第二関所が突破されることになる。弥生は覚悟は決めた。そんな時に不意に彼女の脳裏に会ってもない父親の事がよぎった。何故だろうか?端から見れば母親を捨てた薄情な生臭坊主に過ぎないかもしれない。それでも亡き母である松は父との思い出も楽しそうに語ってくれた。そんな父に一度は会ってみたいとも思ったのだろうか。弥生は眼を閉じてから、暫くの間をおいてから再び開けた。

私は死ぬだろう、しかし私たちの後ろにいる者達は生きる。見よ、今この場に残る勇敢な者達を。見よ、桜の如く散る者達のを輝きを、この国の防人達の戦いを

遠くから亡者達の鬨の声が聞こえてくる。数はやはり200前後か後の世に獨妖の乱と呼ばれる戦いの始まりであった。

 

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