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GENKAI
厳戒
性別 男性
出身 桜華/連山
身長 200cm
体重 98kg
生年月日 4月2日
使用武器 桜観音杖
武器名 煩悩百八式
流派名 我流
人間関係 娘 弥生
我常煩悩
在
Story
桜華は連山にある大尊寺の僧侶であり、修行に熱心な厳格な仏道の徒であり、学者でもあり、悟りに最も近い僧侶として将来の地位を約束をされた有望な人物であった。
しかし、桜華を襲った疫病と飢饉で多くの人々が死に、自身の妻も失ったことから自らの仏道の在り方と悟りというものに対し疑問を持つようになった彼は大尊寺を出奔してあてもない放浪の旅にでる。
やがて、路銀が尽きた彼は方々で念仏や説法でしのぎを削っていたが、ついには行き倒れになってしまう。そんな彼を助けたのは隣国の大鵬の村に住む娘、松であった。松の献身的な介護に命を救われた厳戒。極限の中で振る舞われた温情と酒の味に衝撃とも言える感動を覚えた彼は煩悩があるからこそ人であり、ひとであるからこそ煩悩があり、故に人の心が身にしみるのだという一種の悟りを開く。
煩悩開眼した彼は、それからは酒も肉も喰らい、松とも、暫しの間、共に過ごした彼は再び放浪の旅にでた。それから15年。久しぶりに大鵬の村へ戻ってきた彼はいつぞやの礼をしようと松の元へ訪ねた。しかし、松は既に病気で他界しており、その事を知った厳戒は酷く悲しんだと言われている。更には厳戒あてに彼女からの遺書が村長に
託されており、その遺書には松が厳戒の娘を妊娠し一人で育て上げたこと、そしてその一人娘が元服し桜華の国主、杜若家に仕えていると記されており、娘のことをお願いする文が綴られていた。
今、桜華では隣国の大鵬と緊張が高まっており、更には大妖・憤怒獨妖が復活し、もうひとつの隣国、松鶴を死者の国へ作り替え、今にも桜華へ死者があふれださんとしている。
厳戒はまだ顔を見ぬ娘の為、桜華は美晴へ旅路を急ぐのだった。
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