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MORIWAKA
森若
性別 男性
出身 桜華/美晴
身長 175cm
体重 68kg
生年月日 6月2日
使用武器 桜華刀
武器名 酔虎
流派名 大虎流
人間関係 母 絹恵
戦国
の若虎
Story
フェクトリミニア西北に位置する島国、桜華は美晴出身の農民。この地域は昔から人ならざる異形の者が姿を現し人々を困らせてきた。そのような異形は魔族と呼ばれ、桜華の侍達は人々を魔族から守るために戦い、侍は国の守り神として誇りとして憧れの存在でもあったのである。
森若は、そのような侍に憧れ、日夜独学で剣術を学んできた。もともと素質的にも体力的には農民という事もあり自信も才能もあった。だが、侍に重要な心の面で弱点があった。彼は先端恐怖症であったのである。幼少の頃に転んだ弾みで折れた木の枝が足に刺さったのが原因だが、彼は刀の先端を見てしまうと瞬間的に身が強ばってしまい刀を降った際の筋が狂ってしまうのだ。それでも懸命の努力で並みの程度には戦えるようになったが、彼の素質を考えればもったいない事でもあったし、彼自身もそれを自覚して歯がゆい思いを強いられてきた。しかし、一人の男との出会いがそれを変えた。
その男の名は厳戒。桜華と隣国の大鵬、果ては松鶴を漫遊する破戒僧である。酒を奢る代わりに稽古をつけてもらう事になった彼は「煩悩は振り払うものべからず、煩悩を受け入れ、人ととして煩悩を味方につけるべし」と助言を受けた。そして、一つの策を森若に授けた。
それは酒である、酒飲んで酔ってしまえば恐怖もクソもへったくれもない、酔って戦えないというならば酔っても戦えないほどベロベロになっても反射的に体が動くまで鍛え上げれば良いと。
森若は半信半疑に思いながらも、それを実践した。そして彼なりの流派を編み出すに至り、彼の努力は遂に実ったのだ。それは酔えば酔うほど戦いに対する恐怖が無くなり、また酔うことによる動きの読めない変幻自在の太刀筋、かくて人はそれを大虎流といった。
しかし、森若の試練は続いた。彼は下戸だったのである。
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